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30 septiembre

歴史にifは禁物?

先日シンガポールから持ち帰ってきたモーツアルトの
Pコン全集にはまっています。モーツアルトの音楽っ
て確かに若い頃の作品にもいいものがありますが、断
然後期の作品のほうが深みがあります。彼も成長,
化していたのです。35歳で無くなったモーツアルト
ですがもし彼が長生きしてたらどのような音楽を作っ
たのでしょう。
私はこの手の仮想歴史ものが好きです。ミッドウエイ
海戦時に自衛隊のイージス艦がタイムトリップしたと
いうモーニング連載中の「ジパング」がこちらでは読
めないのが残念(笑)。
さて誰か以下のような小説or映画を作ってみません
か?
 
アインシュタインはモーツアルトの熱烈なファンであ
った(本当)。彼はモーツアルトの生演奏が聞きたい
一心でついにタイムマシンを開発してしまう。モーツ
アルトの晩年にタイムスリップした彼は、サリエリの
陰謀(これは実際には無かったそうですが)を阻止し
モーツアルトはその後も長生きする、、、、
多分20世紀までの全てのクラッシック音楽は彼に
よって作り尽くされてしまい、その後の作曲家の活躍
場所はなくなっていたかも。
 
そうえいばマーラーの最後の言葉は「モーツァルト、、
、」だったとか。これに続けて何を言いたかったので
しょうか?
「モーツアルトさんよ、あんたが綺麗なメロディー作
曲し尽くしちゃったからこっちは苦労したじゃないか!」
だったりして。
24 septiembre

久々のSSO

久々のSSO

 

息抜きと買出しを兼ねて短期間ですがシンガポールに

里帰りしてきました。もちろんSSO(シンガポール

シンフォニーオーケストラ)を聞くのも目的の一つ。

 

今回は軽く展覧会の絵。木金管楽器のきらびやかな

(口の悪い人はうるさいといいますが)サウンドが

特徴のSSO得意のナンバーです。以前にも1度、

古いビクトリアホールでSSOの展覧会を聞いていま

す。1年ぶりですが、トロンボーンやチューバのメ

ンバーは初お目見えです。ますます木金管パワーア

ップしています。

 

買出しはクラッシックのCD。入国検査で取り上げら

れないように、控えめに2組だけ。フォーレのレクイ

エムとモーツアルトのPコン全集を買いました。前者

は絶対中東では買えないご禁制のキリスト教音楽。

見つかると大変です(笑)が殺伐とした環境では聞き

たくなる音楽です。後者はアシュケナージの演奏。

落ち着いて伸びやかないい演奏です。全集を通して聞

くと早熟の天才モーツアルトも成長していることがわ

かります。20番台に入ると途端に音楽が神々しくな

ってきます。

 

毎週のようにコンサートがあり、CDが自由に買え、

ビールが飲める環境って本当に貴重です。たった3泊

の神風旅行でしたが、満足満足。 

05 septiembre

オイゲンヨッフムのブルックナー

オイゲンヨッフムのブルックナー

 

西洋音楽が全面的に禁止されているサウジで

新しいCDを手に入れるのは至難の業ですが

最近、前述の音楽仲間からCDを借りること

ができるようになりました。その中で、気に

入ったのがオイゲンヨッフム指揮、ドレスデ

ン国立管弦楽団のブルックナー交響曲全集。

1975前後のかなり古い録音ですが最近の修復

技術で問題のない音質で楽しむことができま

す。私の持ってきているブルックナーはロジ

ェストベンスキー、やチェリビダッケ等の重

たい演奏。それらに対してこの全集は無骨で

はありますが、素朴、純朴な演奏で好感が持

てますす。

 

ブルックナーの交響曲といえば版問題がいつ

も話題になります。昨晩、交響曲1番のリンツ

版とウィーン版を続けて聞いてみました。夜が

長く時間がいくらでもあるサウジでしかできな

い贅沢?です。

交響曲1番はもちろんかなり初期に(といって

1966年、44歳)の時に作曲され、(リンツ

版)66歳の時、第九交響曲の作曲と並行して

改定(ウィーン版)されたもので、彼の交響曲

作曲家としての最初から最後までの変化を聞き

取ることができる例です。

 

さてどちらがいいかって?

 

「そばかす一杯の田舎から出てきたお嬢さんが、

そばかすをとって精一杯化粧して綺麗にはなっ

たけど、素朴な良さは無くなった」といった

感じでしょうか?

今回のオイゲンヨッフムも原典版(リンツ版)

を選んでいます。一生懸命良かれと思って改定

したブルックナーには気の毒ですが朝比奈隆氏

のように、ブルックナーはできるだけオリジナ

ルに近いほうが良い、という指揮者も多いよう

です。

一ファンとしては、改訂版を作る前に第九を完

成させておいてくれたら、と思ってしまいます。