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8月23日

茂木大輔さんの本(その2)

茂木大輔さんの本(その2)
また茂木さんの本
「オーケストラ人間的楽器学」
(上下巻CD付)も読みました。毎回各楽器のN響
主席奏者を呼んで、演奏してもらいながら楽器を紹
介するという企画。
トランペットの津堅さんの回は最高
演奏されたのはご自身編曲の「正露丸の主題による
4つの変奏曲」まずは*踊る正露丸:正露丸がワル
ツを踊ります。*正露丸の点呼:正露丸たちが集ま
って点呼を採ります*恋する正露丸:正露丸も恋に
悩みます。たそがれて一人川の土手に佇む正露丸
*最後は正露丸の戦い:下痢軍団と戦う正露丸。最
後には勝利し高らかに勝利の正露丸ファンファーレ
が鳴り響く。という真に馬鹿らしくも楽しいもの。
CDでばっちり楽しめます。
自分としては最後に登場したトロンボーンが気にな
ります。茂木さんが最もトロンボーンが効果的に使
われている曲として最後に選んだのはブラームス2
番の最終楽章。私も賛成!シンガポール時代に一度
演奏しましたがこの曲はトロンボーン冥利に尽きま
す。 
8月19日

カラヤンとフルトベングラー

カラヤンとフルトベングラー

 

面白い本を読みました。

中川右介著、カラヤンとフルトベングラー。

帯の文句が「最も美しい音楽をめぐる最も醜い権力と

野望の物語!」面白そうでしょ!

 

フルトベングラーはベルリンフィルの3代目の指揮者

そしてカラヤンは4代目。現在はアバドを経てサイモ

ンラトルに引き継がれていますが、この話はカラヤン

が如何にしてフルトベングラーの後任にもぐりこんだ

のかというお話。

ここで忘れてはならないのがチェリビダッケの存在。

戦後ナチスへの協力が原因でフルトベングラーが指

揮できなかった時期、ベルリンフィルを振っていた

のは若き日のチェリビダッケでした。実は彼が4代目

カラヤンは5代目というのが正しい言い方なのかもし

れません。

しかしチェリビダッケがそのままベルリンフィルを率

いていたらどうなっていたでしょうか?チェリビダッケ

はご存知のように存命中一切レコーディングを行わな

かったことで有名です。一方でカラヤンはCDの規格

を自分で決めてしまう(本当:ベートーベンの第九が入

ればいいという彼のアドバイスで録音時間が決まった)

ほど自分の演奏を残すことに執着を燃やします。

学生時代先輩に言われたのが「新しい曲の勉強するの

なら、カラヤンBPOを買いなさい。間違いなく録音は

最高だから(笑)スコア見ながらの勉強には最適」

 

現在のクラッシック音楽界が隆盛とは言わないまでも、

生き残ってこれたのは、カラヤンが膨大なクラッシッ

ク音楽の音源、映像を残してくれ、東洋の孤島にすむ

人間でもその素晴らしい世界に触れることができたため

ではないでしょうか?考えてみればカラヤンBPOのレ

コードにはいろいろお世話になりました。

 

さて、チェリビダッケのこともすこし持ち上げておきま

しょう。実は私は彼の演奏案外好きです。超遅くて、金

管楽器奏者であるわたしは思わず聞くだけで酸欠チアノ

ーゼになってしまうようなブルックナーの四番、八番。

ごてごてに歌い上げるチャイコの5番。叫び声まで入っ

ているシェラザード。、、、、、

もう殆どMasochisticな楽しみです。

8月18日

合奏

合奏

 

こちらでやはり私と同じく暇で昔とった杵柄、バイオリンを

再開した方がいます。実は彼は昔のバンド仲間。若かりし日

、不良青年だった我々は会社の独身寮のバンドで彼はエレキ

ベース、私はキーボード。

ダンパやクリスマス等よく一緒に演奏したものでした。

 

しかし二人とも年を重ね、アコースティックの似合う?歳に

なってきました。

 

彼の持っているバイオリンのポピュラー音楽集を使い、ギタ

ーとバイオリンで合奏。初見大会でしたがなかなか楽しい!

やはり音楽は一人でなくて合奏しなければ楽しくない。

彼とは定期的に合奏することを約束。さて音楽生活もちょっ

とだけ楽しくなってきました。 

8月16日

楽器演奏したい!

ギター

 

楽器を持って歩いているだけで宗教警察に捕

まる可能性のある恐ろしい国でも音楽を演り

たくなってきます。金管楽器など吹けば大変

なことになるでしょう。

 

近所迷惑にならず、かつ奥が深い楽器、、

かつて中学生、高校時代弾いていたクラッシ

クギターがあるではないですか。カラオケ替

わりに爪弾いていたギターをちょっと本格的

に再開しようと、最近、壮村清志さんの教則

本で練習を再開しています。しかし左手がや

わになっていて弦が押さえられず十分音が響

きません。しばらくはリハビリ。

目標はアルハンブラ宮殿の思い出ですが、ま

だ5小節ぐらいで止まってしまいます(笑)

 

シンガポールの友人から連絡。9月に小澤の

指揮でフィガロがあるとか。ああ、羨ましい

、、、 

8月13日

守備範囲

守備範囲

 

音楽ファンには各自守備範囲があって、もちろんクラッシク

ファンにもそれがあります。趣味なんだから自分の好きなジ

ャンルだけを聞きたい!ということもありますが、「食わず

嫌い」だったということもあります。

私にとって室内楽はまったく縁のないものでしたし、多分

一生好んで聞くことはない。それよりもっとゆっくり大規模

なシンフォニーを時間をかけて楽しみたい、と思っていまし

た。しかしシンガポールで出会ったすばらしい室内楽の数々

が私を室内楽に開眼させてくれました。

O先輩たちのご夫婦カルテット、シンガポールのプロ弦楽四

重奏団であるタンカルテットetc すばらしい出会いが私の

室内楽食わず嫌いを直してくれたようです。

今では室内楽は私の音楽鑑賞の無くてはならない一部分にな

っています。I-Podにはタカーチ弦楽四重奏団のベートーベン

弦楽四重奏全曲が収納されています。最近のお気に入りは1

5番。こころが落ち着きます。

 

さて私のまだ未開拓な分野はオペラ。何度も聞きにいきまし

たがなぜかオペラの面白みはまだピンときません。オペラが

守備範囲に入れば多分音楽の楽しみは倍増するとわかっては

いるのですが、、、(笑) 

8月8日

茂木大輔さんの本

毎晩暇で、本ばかり読んでいます。

最近の当たりは茂木大輔さんの本文庫本になって

いる「オーケストラは素敵だ」「はみだしオケマ

ン挑戦記」「オケマン大都市交響詩」を入手して

一気に読みました。

面白い!

音楽家には楽しい文章を書く人が多いようです。

惜しまれながら亡くなった岩城さん、名エッセイ

ストでパイプの煙シリーズの団 伊玖磨さん等など

 

今まさにこの路線を引き継ぐのが茂木大輔さん。

おなじみN響のオーボエ奏者であり、のだめ

ドラマの音楽監修も務められ、一般的にも有名に

なりました。

 

音楽家、でうまい文章を書く人は観衆をどの

ように感動させるのか、どうすれば観衆が感動

するのか勘所を押さえているように思います。

しかも臨場感ある表現が上手い。

 

茂木さんの「はみだし、、」の中で、N響の

ヨーロッパ公演でデュトワに徹底的にシゴかれる

話など、読んでいて本当にこちらが胃が痛くなっ

てきました。

この話には落ちがあって、デュトワがN響を徹

底的に訓練したのは、その後のウィーンフィルと

の専属契約で有名なデッカレーベルとのレコーデ

ィングが控えていたためであり、ライブとレコー

ディングの差を覚えさせるための「しごき」で

あったことが最後にわかります。レコーディング

が好評のうちに終わって、読んでいる我々もホッ

トし、なるほどと唸ってしまいます。

最近指揮も始められた茂木さん。いろいろ活躍して

ほしいですが、お体大切に、、、、 

8月5日

砂漠に似合うクラッシック音楽

 

 

この国はクラッシックのCDを扱う店は皆無

CDの持ち込みも制約されています。

よって私はi-podは交響曲を中心に大量のクラ

ッシック音楽が録音して持ってきております。

殆ど有名どころの交響曲は網羅されていますし

ベートーベン、マーラー、シベリウス、ブラー

ムス、シューマン、チャイコフスキー、等は

全シンフォニーが収められています。

 

Ipodには演奏回数を記録する機能があります

が、さてこれまで何を一番聞いたか、、、

 

なぜかシベリウスでした。

 

暑い国ですが、あまりに何も無い砂漠の真ん中

で生活していますので、その景色、生活は「寒

々とした荒涼たる」と形容できます。

 

シベリウスの美しいながら少し寂しい音楽は

砂漠の風景に良く合います。

日本にいたときは1番、2番を中心に時々5番

7番を聞いていましたが、実は6番、4番もな

かなかいい曲です。

 

2007年は没後50周年ということで、ここ以外

の(笑)世界中で彼の音楽が見直されて演奏され

ているのではないかと思います。